1.水漬け
甘納豆づくりは、仕入れた乾燥状態の豆を水に漬けることから始まります。すぐ豆を煮てもふっくら仕上げることはできません。煮えやすくするためにまず水に漬け、豆に水分を浸透させています。水に漬ける時間が短過ぎても長過ぎても、上手く煮ることは出来ません。季節や気温によって、水漬けの時間は様々。毎回慎重に調整しています。
2.花豆を煮る
やわらかくなった豆を釜で煮る作業に移ります。煮加減によって完成した甘納豆の口当たりが大幅に変わってしまうこの作業はとても重要です。口当たりだけでなく、蜜の浸透を踏まえて豆を煮る必要があります。蜜に漬けられる豆は、ほどよい硬さにしまっていきます。ですので、まめ煮後の花豆は甘納豆に仕上る時よりもやわらかく煮上げています。
3.蜜漬け、糖がけ
甘納豆独特の甘みをつける作業です。はじめの糖度は低く、何度もしみ込ませながら糖度をあげていきます。蜜から出された豆は、平らに広げて冷ましながら乾かします、粗熱を取りつつ砂糖をかけたら花豆あま納豆の完成です。
4.包装
大丸あま納豆の箱は愛らしい正方形です。お土産にもよろこばれるサイズ。ぜひ店頭で手にとってご覧ください。